数年前より「振り込め詐欺」は問題視されていますが、その‘不動産賃貸版’ともいえる偽証の「家賃振り込み先変更」の文書が、ご入居されてます賃貸マンションのポストに投函されている事案がございます。
信憑性を感じさせるような巧妙な手口も出てきています。そこで今回「家賃振り込め詐欺」についてご紹介します。
①家賃振り込め詐欺とは
賃貸マンションの居住者に「所有権移転に伴い家賃口座が変わりました」という通知を送り、自分の口座にお金を振り込ませるという犯罪手口です。
管理会社または所有者・管理者が変更になった旨を告げ、犯人があらかじめ用意している〈銀行口座〉への振込みを誘導する
通知を賃貸マンションなどのポストに投函し、家賃を騙し取るという流れであり、偽名・偽装・犯行範囲も様々です。
中には社判、角印が押されている等信憑性を持たせる形式のものも出ています。
②手口の特徴について
1.25日前後に送付(投函)又は入居者様へ直接連絡されてくるケース。
2.振込口座は多数用意されているケース。
3.もっともらしい文章を並べ、また、偽造書類を本物らしく見せかける為に「ご質問等は下記までご連絡下さい。」等と
記載されていることも多いようです。
③対策について
上記の事項を検討し、不安な方は「管理会社」に連絡をしてみて下さい。
とにかく、すぐに振り込みをせずに当社または知人等へ相談することが被害を避けるための第一歩です。
当社管理のマンションに入居されている方はご注意いただきますようお願いいたします。